2020/07/17 23:29


こんにちは!

みなさんも1日に1度は「味噌」を口にするかと思います。
そんな味噌を作る上で、「水」が重要な役割を果たしていることをご存知ですか?

この記事では、味噌において「水」が果たす役割や、その重要性についてまとめます!

味噌作りにおける「水」の役割とその重要性


味噌作りや味噌の味を決める上で、「水」が重要な役割を果たしています。

それはなぜなのか?
実は「味噌を構成する要素の割合」にその理由が隠れています。

味噌は「大豆」「麹」「塩」「仕込みの水」で作られています。
実は、その中でも味噌の50%を水が占めているんです。

人間の身体の60%が水分でできているように、味噌の50%は水でできています!
つまり、味噌の味の半分は水に左右されてしまいます。味を決める上で、水が大きな影響を与えているわけです。

「たかが水でそんなに味が変わるの?」と思われた方、、、

変わります!!!水にも味の違いがあるんです。

地方から東京に上京した人が水道水が不味すぎて飲めなかった、なんて話がありますよね?
巷でもフランスやスイスで採れた水がボトルされて売られていると思います。

たかが水、されど水なんです。
美味しい水や味噌作りに合う水を使用することが美味しい味噌を作る鍵になっていることがお分かりいただけましたでしょうか?

有山農園味噌の「水」の秘密


味噌作りにおいて「水」が重要な役割を果たしていることはお分りいただけましたか?
では、有山農園が作る味噌で使用しているこだわりの水について簡単に紹介したいと思います。

有山農園のある神奈川県座間市は豊富な地下水に恵まれており、水道水の約90%を地下水で賄っています。
なので蛇口から出てくる水は美味しく、水道水を「ざまみず」として販売しているほどです。

その座間の天然地下水の最大の特徴は水質にあります。
軟水が多い国内の水道水に対して、地下水を多く含む座間の水道水は、「中硬水」で硬度が高く、天然のミネラル分を多く含んでいます。
中硬水は「まろやかでコクがある」と言われており、これは味噌の味にも表れています。

座間市の水の成分表
エネルギー、タンパク質、脂質、炭水化物:0
ナトリウム:0.7mg
マグネシウム:1.0mg
カルシウム:3.8mg
カリウム:0.16mg
ph:-7.8
硬度:-114/L


この水を使い、私たち有山農園は米や大豆を洗い、蒸し上げ、麹の発熱を冷ましています。
味噌作りのあらゆる場面に水が関わっているのです。

幾多もの層によって自然にろ過された中硬水のミネラルたっぷりの地下水が、有山農園の味噌を唯一無二のモノにしてくれています。